長岡・小千谷合同錦鯉新作観賞会が中止に
9月4日に山古志体育館で行われることになっていた第14回合同秋の新作観賞会が新型コロナ感染症の蔓延の影響を受け、中止になりました。
これにより、各地域で予定されていた品評会も中止になる可能性が高いです。
なお、10月31日の長岡市錦鯉品評会や11月6日の農業祭は現在のところ予定されているようです。
いずれも生産鯉の発表の場ですので、関係者以外入場不可となっても、開催してほしいものです。
ちなみに、関係ありませんが、長岡市のワクチン接種率は(8月22日時点)、2回終了が全体で48%、65歳以上は90%に達していて、全国的にもかなり高いです。
わたしもモデルナを2回終えましたが、2回目のあとは解熱剤を飲んだにも関わらず、熱が成人してから記憶にない39.1℃も出て、さすがに3回目は嫌だなと思いました(笑)。
吉報!ヤマト宅急便が180・200サイズを新設。重量は30㎏までOKに。
ヤマト運輸は10月4日からこれまであったヤマト便を廃止し、宅急便に180・200サイズを新設、大きいサイズの荷物も取り扱うと発表しています。
これまでは160サイズ/25kgまででしたので、今後はまた大型魚も送れるようになりますし、50㎝ぐらいの鯉でも十分な水量を確保するためには5㎏の差というのは大きく、今回の変更はうれしいですね。
ヤマト便は時間指定やセンター止めができないので錦鯉の出荷にはリスクがあって、ヤマト便とダミーの別箱を宅急便で同時に発送して同時に届くようにする、なんていう裏技も聞いたことがありますので(笑)、数百円の金額差以上に負担が楽になることでしょう。
東京駅前に50尾の小千谷産錦鯉が遊泳!
三菱地所が進める東京駅前の再開発に伴い設置される鑑賞池に、小千谷の生産者から贈られた50尾の錦鯉が7月21日から放流されると、新潟日報が伝えています。
この鑑賞池は、三菱地所による東京駅前の大規模再開発である常盤橋プロジェクトの一環として設置されるもので、昨年には下のようなイメージとして発表されていました。
どんな鯉が放流されるのかと思っていましたが、今月になって小千谷の生産鯉が紹介されました。ところで、新潟日報の記事では「推し鯉」募集なんてあいまいな言い回しをしていますが、要はスポンサーを募っています。
小千谷市HPでは、寄附金を一口30万円×5年としていて、15㎝×5㎝の銘板を設置してくれると書かれていますが、どうせそんな(鯉によっては)カシラが買えてしまうような金額でやるなら、きちんと営利的にスポンサーを募って宣伝も含め双方に還元した方が良いのではないかと思います…。
ともかく、小千谷市もYouTube動画などを用意する周到ぶりで、ていうか各生産者さん、気合入りまくりの極上ものばかりで圧巻…。
惚れた鯉との運命的な再会
何年か前、ヤフオクにすごい模様の紅輝黒竜がでてきました。紅というか緋色がピンクがかっていて、縁取りのようにプラチナ地が緋模様の周囲を覆っていました。
わたしはこの鯉に首ったけになってしまい、夢にまで現れたぐらいなのですが、いざ絶対落とすぞと決めていた終了日当日、10万まで競りましたが落札できなかったのです。
私は生産者さんにまで電話して、どこの人が買ったのか聞いたりして、いつか品評会で見たいと願いましたが、その後いつになってもこの鯉を見る機会は訪れませんでした。
ところが昨秋の新潟の品評会で、なんとこの鯉が生産者さんのプールから出てきたのです。私の頭には、????の文字しか浮かばず、なぜここに出てくるのか疑問がずっと続きました(お客さんに送ったと言っていたからです)。
しかも、またそれがすごいことに、夢に描いた姿のまままったく色あせることなくキャンバスの中で泳いでいたのです。
疑問が解けぬまま、年が明けて私はたまたまこの生産者さんの3歳を見せてもらいにお邪魔したことがありました。わたしはふと、そういえばあのピンク輝黒竜がプールにいましたね、いったいなんでですか?と聞いてみました。
すると、普段は見せないけどさと言って、親鯉の生け簀を見せてもらったんですが、なんと独立した水槽にこの鯉が泳いでたのです。
「いやあ、あの時売ったはいいけど後悔してね、去年その落札者(有名な品評会常連の方でした)に連絡したら、新潟のハウスにいるっていうから、買い戻したんだよ」ですって。それでいったん他所に入ったからと、他の親鯉の生け簀とは別の水槽にテストフィッシュと2尾だけで優雅に泳いでいたんです。
わたしはもう感無量で、そんなストーリーがあったのかと、あのとき買えなかったけど、逆に○○さん(落札者さん)の新潟のハウスにいたからこそ、こうやって戻ることができたんだなと、なんだかうれしいような不思議な心持ちになりました。
生産者さんとしても、親としていい仔を出してくれることを願っているので、もう表舞台に出てくることはないと思いますが、いつかもしこんなきれいな紅をした輝黒竜を眼にしたら、もしかしたらあいつが言ってた例の仔かなと思ってください。
逃した鯉を延々追い続けるのも変な話ですが(笑)。