~鯉太郎便り~

“錦鯉のふる里” 長岡山古志より最新の有益情報をお届けいたします

10月現在新潟県内のKHV症例が17年ぶりにゼロ!

錦鯉飼育の大きな課題となっているコイヘルペスウイルス(KHV)病ですが、新潟県内水面試験場によると、今年2021年は10月22日現在で業者、一般宅とも感染が確認されておらず、実に17年ぶりにゼロとなっていることが分かりました。 www.pref.niigata.lg.jp 試験…

長岡・小千谷合同錦鯉新作観賞会が中止に

9月4日に山古志体育館で行われることになっていた第14回合同秋の新作観賞会が新型コロナ感染症の蔓延の影響を受け、中止になりました。 www.city.nagaoka.niigata.jp これにより、各地域で予定されていた品評会も中止になる可能性が高いです。なお、10月31日…

吉報!ヤマト宅急便が180・200サイズを新設。重量は30㎏までOKに。

ヤマト運輸は10月4日からこれまであったヤマト便を廃止し、宅急便に180・200サイズを新設、大きいサイズの荷物も取り扱うと発表しています。 www.yamato-hd.co.jp これまでは160サイズ/25kgまででしたので、今後はまた大型魚も送れるようになりますし、50㎝…

東京駅前に50尾の小千谷産錦鯉が遊泳!

三菱地所が進める東京駅前の再開発に伴い設置される鑑賞池に、小千谷の生産者から贈られた50尾の錦鯉が7月21日から放流されると、新潟日報が伝えています。 www.niigata-nippo.co.jp この鑑賞池は、三菱地所による東京駅前の大規模再開発である常盤橋プロジ…

2022年全日本は前倒しで今年12月に新潟で開催!

来年の全日本総合錦鯉品評会が新潟になるらしいことは以前から聞いていましたが、正式に決定しました。 goo.gl これで、長岡市品評会→新潟農業祭→全日鱗国際→全日本総合と、秋からの主要大会はストレートに出品できることになり、野池あがりの生産者預りの鯉…

惚れた鯉との運命的な再会

何年か前、ヤフオクにすごい模様の紅輝黒竜がでてきました。紅というか緋色がピンクがかっていて、縁取りのようにプラチナ地が緋模様の周囲を覆っていました。わたしはこの鯉に首ったけになってしまい、夢にまで現れたぐらいなのですが、いざ絶対落とすぞと…

柿川の真鯉

長岡市内を流れる小川には鯉が泳いでいます。江戸時代、長岡城の外堀の役割を果たした柿川(当時は赤川)は、城内に物資を輸送する水路として利用され、材木や米、油などを載せた舟が往来し、流域の経済を支えてきました。 youtu.be 画像:長岡城 - Wikipedi…

藤次郎さんの山吹黄金

山古志の山中(やまなか)にある山吹黄金の名店 藤次郎さんにお邪魔しました。山吹の源流は富山の宮島養魚場の血筋のようですが、和泉屋さんに親鯉を分けたり、逆に中越地震でだいぶ死なせてしまったりした際に分けてもらったりしていますので、同血統といえ…

「初代秋翠」の博物画

月刊錦鯉の特集に、1914年に新潟から大正博覧会に出品された錦鯉の中に含まれていた秋翠の「博物画」が紹介されています。 画像:月刊錦鯉(錦彩出版)より秋山吉五郎氏が、前年の1913年に舶来のドイツ鯉と浅黄を掛け合わせて作出したばかりの当時の新品種で…

第57回全日鱗国際展の特別賞は「べっ甲」

昨年中止になった愛鱗会の国際品評会ですが、去年予定されていたべっ甲が今年もそのまま特別賞となっています。 www.zna.jp 画像:全日本愛鱗会なお、第56回は中止となり、繰り越さずに今年は第57回となっているようです。昨年同様、長岡品評会→新潟県農業祭…

第52回全日本総合錦鯉品評会は“新潟大会”に!?

※本情報は2021年4月29日時点のものです。最新の情報をご確認ください。例年東京の流通センターで開催されている全日本総合錦鯉品評会が、次回は日程・場所とも変更になり、今年12月に新潟市の産業振興センターで行われるという情報が入っています。 参照:新…

国際幼魚 種別優秀賞獲得

2年ぶりに開催された国際錦鯉幼魚品評会で、所有鯉が種別優秀賞を獲得してくれました。若鯉大会で次席だったのでサイズが合う今回は期待していたのですが、出品者を大変な状況にある外国の友人名義にしたので、ベストインエントリーも飾ることができました。…

東京大会中止に思うこと

楽しみにしていた全日本総合錦鯉品評会が中止となりました。出品依頼の招待状も届いていましたし、並々ならぬ意気込みでもって開催を予定しているのだと思っていただけに、残念でなりません。私も本命の鯉が昨年の若鯉大会以降の中止によりお披露目できず、…

錦鯉が水槽飼育に向かない理由とは? (終)

前回のつづきです。国内ではブームが去って久しい錦鯉ですが、今後新たに国内で飼う人を増やすならやはり水槽飼育しかないように思います(池を持つ慣習を復活させることを除けば)。やり様はいくつもあると思うのです。たとえば、濾過槽付きのFRP水槽をもっ…

錦鯉が水槽飼育に向かない理由とは? (4)

前回のつづきです。さて、本題に戻りますと、これまで錦鯉が水槽飼育には難しいという理由について書いてきました。次に、視点を変えまして、なぜ普及しないのかという点について考えてみます。まず、サイドビューの品評会がないという点が挙げられます。第5…

錦鯉が水槽飼育に向かない理由とは? (3)

前回のつづきです。話が飛びますが、結局水槽飼育で全国品評会に出して、愛鱗会国際展の昭和35㎝の優勝一席まではいきました。光り無地やべっ甲でも勝ちましたが、出品本数の多い昭和三色で勝てたのはうれしかったです。タイ・バンコク近郊にある品評会の常…

錦鯉が水槽飼育に向かない理由とは? (2)

前回のつづきですが、水槽飼育では鯉が跳ねてしまうというのも大きなネックとなります。ある時、大石養魚場の緋写りを買って入れたのですが、これが元気いっぱいでよく跳ねました。プラスチックのフタを設置していたのですが、外部フィルターの給水による水…

錦鯉が水槽飼育に向かない理由とは?

以前20㎡ぐらいの部屋を“鯉部屋”にして、水槽を120㎝×1つ、90㎝×2つ置いて鯉を飼っていたことがあります。当時は、水槽飼育で全国品評会を勝つというのを目標にし飼育していたのですが、そのうちこの飼い方に限界を感じるようになりました。 ちなみに、この…

ブログ開設のお知らせ

ツイッターなどSNSで情報発信を行ってきた鯉太郎ですが、より幅広い層の方にご覧頂けたらという思いから、ブログを開設することにいたしました。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。 にほんブログ村