~鯉太郎便り~

“錦鯉のふる里” 長岡山古志より最新の有益情報をお届けいたします

錦鯉が水槽飼育に向かない理由とは?

以前20㎡ぐらいの部屋を“鯉部屋”にして、水槽を120㎝×1つ、90㎝×2つ置いて鯉を飼っていたことがあります。当時は、水槽飼育で全国品評会を勝つというのを目標にし飼育していたのですが、そのうちこの飼い方に限界を感じるようになりました。

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ちなみに、この写真に写っている左上の昭和は全日本総合錦鯉品評会の優勝鯉、右の金昭和も全国で3勝した鯉でして、この頃本気だったことがうかがえます(笑)。

さて、水槽飼育が難しい理由ですが、わたしは次の5つが大きいと考えています。

・デカくなる
・跳ねる
・ろ過能力が追いつかない
・売り手側に、横見の鯉を売るインセンティブがない
・サイドビューの品評会がない

このどれもがかなり重要な要素だと思っていますが、鯉は食いしん坊なので環境が良ければいくらでも食べようとしますが、飼い主にとってはエサくれ攻撃がこの上なく愛おしく感じるわけです。

横見の最大の魅力として、目と目が合うんですね(笑)。そして、帰ってくる度に首を振ってエサをねだる。出かける際には、出かける前にエサをくれとねだる(気がする)。これによって、どんどんエサをやりたくなってしまう。その結果、水も悪くなるし、少しずつ大きくなっていくのです。

~つづく~

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